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2010/12/22

Centre national d'art et de culture Georges-Pompidou





恥ずかしながら学生時代に現代美術をカジっておきながらパリに来てポンピドゥーの中に入ったのはコレが初めてだ。現代美術はそれほど人も多くないと思ったらこの日は入場料ただの日。行列に並んで見学だ。マルセル・デュシャン...泉に再会...彼の映像作品にしばし心奪われた...学生時代に引き戻されながら...

VAN GOGH





久しぶりの更新は自転車をはなれて従姉妹があそびに来たときに一緒に行ったゴッホの生家だ。墓もある。この町でゴッホは何枚も絵を描いた。その風景がほぼ同じような状態で今でも見ることができる。ゴッホの目に写った風景を共有する。弟と眠る墓は観光客向けにペンキをぬられて妙に嘘くさい墓でちょっとがっかりだった。
途中中国人観光客の団体とすれ違ってお互い観光客と思ったのか愛想よく手を振ってきた。そこで日本語で「尖閣諸島は我々固有の領土です」と笑顔で返したら頷きながら手を振り替えしてきた...

年末年始に一時帰国をすることにした。28mmのユニットをオーダーした。24-72mmのようにがっかりさせられないといいのだが...ちょっと心配。



2010/10/03

サン・クルー公園 走行写真

シマノのレバーが...早くてHuretにしてやりたい... 
のんびりと秋の散歩道を行く。

グローブはサンジェのオリジナルだ。でもこのタイプではもう寒くなってきた。来週はロンドンなのでRaphaにでも寄ってこよう。

GXRのようなコンパクトデジカメは小型で片手で十分支えられることができるのでこういった走行写真も可能だ。実はこの日はR-D1sにBiogonをつけて出かけようとしたのだが気軽に出るにはサドルバッグに収まるGXRを選んだというわけだ。そこで、思いついたのが走行中の撮影。ちなみにこのサンクルー公園は自宅からセーヌ川を挟んですぐなので行きやすいのだが入り口から3階の切り返しのある峠を超えなければいけなくて気合が入らないと出かけられない場所なのだ。今回この自転車で初めて内側の26Tのギアを使用するチャンスを得ることができたわけだが。それでも上り坂を終わると息が切れる...

2010/09/28

サンジェとヴェルサイユの庭園へ

LOOK KG96からALEX SINGERへ...

このフロント周りがフレンチなランドナーの顔ですな

落ち葉舞い散る森に一歩足を踏み入れて...

モノクロでわからないが自転車はグリーン、サドル、ハンドルバーは茶色なので風景に溶け込んでいるのだ。

もう、カラーでは目も当てられないボケの汚さ...たまに72mmにして撮ってみたけどがっかり...
納車されて以来天候不順が続く。昨日はいつものコースで50kmほどを慣らしで走ってみた。サイズがあった自転車だけあってからだに痛いところがない。ついでにギア比も今の体力にあってるらしく疲労感もなくこれなら行ける!って感じ。
で今日は日本へ送る写真データーをサーバーにアップ中にヴェルサイユ宮殿まで出かけてみた。やはりこういう道をのんびり走ったりときに真剣に走ったりする。これが楽しい。
さてGXR 24-72mm。どこかでこれで仕事が出来る!というのを読んだ記憶があるがこんなに汚い画質で仕事が出来るのだろうか?まあクライアントによるんだろうけどうちなら一発でボツ食らうでしょうね。モノクロだから見れるようなもののカラーではとても使い物になりません。28mmを早く入手してこのストレスから開放されよう...

2010/09/23

PARIS 最後のツーリング!?

セーヌ沿いの遊歩道。対岸にはオルセー美術館。
眺めもよく薄曇りの秋の空の下。でもね、このパヴェ。石一つ一つが大きくコレを自転車で走破するのはかなりキツイ!ちょっとスピードダストペダルから足が離れます。弾んじゃうんです。
斜めの地面に建った、斜めのバー。
その向かいに古いおもちゃ屋さん。ドイツのシュコーのおもちゃの前に自転車のおもちゃ。
ヨーグルトのダノンの40周年記念イベント。

パリに用事を済ませつつダノンの製品ダノネット40周年記念にベントを見に。その後はオペラ座界隈の新しくできたラーメン屋にて昼食。見た目は良かったんだけどね〜。二度と行くことはないでしょう。どうしてパリのラーメンはこうもまずいのか?そしてシャンゼリゼに抜けてブローニュの森を走行。途中ノワゼット(ヘーゼルナッツ)を拾って帰りました。
実は明日新しい相棒、自転車がやってきます。KG96は手放す予定はないので(誰もほしがらない...)また乗る機会もあるかもしれませんが明日からは愛車が変わるのです!
ついでにGXRも28mmユニットが発表されました。フードもカッコよくて欲しいです〜

2010/09/20

BBI アールデコ

わたしが住む街はパリのとなり、ブローニュの森のあるブローニュ・ビヤンクールという街。フランス車好きの方ならすぐにルノーの街と思いつく街だ。しかしこの街のもうひとつの顔は近代建築の宝庫なのである。パリのように19世紀以前を保持しているのとは別に近代化が進みモダンなビルが建つ。そのルノーの工場だったセーヌ川の出島セガン島の再開発も日本の建築家のデザインを採用する。
私の好むアールデコの様式を持った建築物が多いのもこの街の特徴だ。1930年代が好きなようで公営のイベント施設では1930年代展がほぼ常設で行われているほどだ。
写真はわが街ビヤンクールの市役所。子供の給食代を毎月納めに出かける。
ただ維持するのは大変なようであちこちのダメージがそのままで放置されているところが多く目に付く。ある友人は刑務所のようだともいった。
ベトナムの山岳地帯にダラットという街がある。そこには王の別荘地がありその様式はこのアールデコだ。この市役所に来るとそれを思い出す。また、この役所の規模からすると階段をみるたびにアメリカとの海路CGTで活躍したノルマンディー号などはこうだったのだろうかとここでもまた妄想の世界に入り込むのであった。

2010/09/07

消防隊の自転車レース

せっかくなのにシャッターのタイムラグで視線がずれちゃった
結構本格的な設備。今日のパリは大規模ストライキで大変なんだけどね〜

この人は一般の人なんだけどなんかカッコイイ。自転車も美しいスポルティフ!一緒に年輪重ねてきたんだろうな〜
今日コースに出てみるとポンピエ、消防隊の自転車レースが行われていた。消防の赤い車に囲まれちゃんとした大会本部も設置され本格的。
この大会本部で少し話をして写真をとってみた。
やっぱりいつでもどこでもカメラ持ち歩いているのはいい。
GXRを取り出すと、ウォーミングアップに出るところでこっちに視線を向けウィンクしてくれた人。でもシャッターのタイムラグがあって撮れてるのは視線が前に戻りつつあるところ。
ついでに走行中にチャレンジ!
おっと、ピントが...コレはマニュアルで丁度いいところで止めておかないと...
あれ?どこでマニュアルのピントを合わせをするんだ?コレに手間取る。
やっとわかって撮影続行。シャッターを押してからのタイムラグ...
なかなか手強い...
慣れてきたところで思うように撮れ始める。
コレは使えますね。やっぱりカメラは道具。使いようですね。
もう一眼はいらないかな?
あとで気がついたんだけどこのカメラには連写機能があったはず...
でもどうやって切り替えるかどっちみち思い出せなかったな。
ということでもうちょっと使い込んでみないとね。
でも徐々に体の一部になりつつあります。

2010/09/05

行きつけのショップ Alex Singerにて

ロゴ等もいい具合に剥がれている
コレが一目惚れしたお相手だ...
天井から吊るされているのはランドナー、ピスト、実用車...そしてルネ・エルスなんてにも出会える
日本の顧客を多く持つためか日本人形や手ぬぐいなどちぐはぐなものが点在するショップは1938年から

ここのところよくいりびだっているショップ。(小物は買ったりしてるが自転車本体を買ったわけでないので常連や、お得意様ではない...)それはアレックス・サンジェ。自宅から自転車で30分ほどの距離にある。高嶺の花で買えないのは判っているけど気になってついつい足を運ぶ。今乗っているLOOK KG96は私の体格とサイズがまるで合っていないと2代目オリビエに言われて自転車を買い換えるように勧められている。新品でフレームから組む。そんな予算はない。アトリエの天井からは宝物がぶら下がっている。そう。中古。実用的なちょっと古い自転車をみる。フランス人のサイズと私のサイズが合わないのだ。身長は180cmなので負けてないが足の長さで負けている。胴の長さでは優っている。だからちょうどいいフレームが見つからないのだ。ちょっと短いけどなんとか行けそうなのを一台見つけた。それはなんとも美しく一目惚れしてしまった。しかし、オリビエいわく、「お前には小さすぎるからダメだ」と譲ってくれない。まあ、譲ってくれると言っても中古自転車とは言えソレナリにいいお値段で「ではいただいて帰ります」と気軽に言えない。
まあそんなことで妄想を抱きながらあれこれ教えてもらって勉強中というところですね。
自転車もいいけどそれを乗りこなせる体力を作らないとね!

2010/09/02

Gilles Berthodが到着

最初に愚痴を言わせて...GXRのS10ユニット、24-72mmはだめです。もう、ボケは汚いしなんといっても画質が荒くて使えません。なんであんなに粒子が荒いのだろう?ノイズが多い。コンパクトデジカメってもう何年も買ってなかったので比べられないけどこんなもんなんでしょうか?A12ユニットがあまりによくてこれで、もう一眼の思いの持ち歩かなくても仕事になる!と思ってまずはこのS10にしたんだけどもうダメです。あきらめて画質を気にしないで撮りまくるしかありません。とにかく画質にはがっかりしております。頼むから広角のGRレンズユニット出してください。まあ、ノイズの出方を見るとレンズだけでなく画像エンジンの性能が低いのだろう。とにかくがっかりします。特にA12を体験したあとは。それだけA12が凄いんだろうけど。現時点でGXRの利点は現在手元にある一眼レフやレンジファインダーよりコンパクトで正方形フォーマットで撮れるというのがアドバンテージ。

さて、自転車のほうですがジルベルトゥーのサドルバックが到着。8月初旬にオーダーしたら届かない...8月いっぱいはバカンスでおやすみでした。ようやく到着。
こういうモノは新品ではカッコ悪いですね。たくさん距離を走ってサドルの下にぶら下がって時を経てその味が出てくるもの。ただし、フランス製。フランス製といえば縫製が悪い。衣類で言えば高級でデザインのいいものでも3回洗うとほつれるというのがフランス製。それではヘビーデューティ仕様のバッグでは困りますぞ!
で、このバッグをつけてヴェルサイユ宮殿の庭園をお散歩。中には写真のような改造した(いや、復元か?)クラシックカーが自然食品を販売しておりました。

2010/08/28

スナップモード パリ





今回はスナップモードのおはなし。コレはシャッターを一気に押すとメニューで設定してある距離にピントを合わせてとにかく撮っちゃうというもの。あ!というときのシャッターチャンスを逃さないというものだ。
最初のHotel de Villeは歪みとかがどんなものか撮ってみようと一枚撮ってカメラをバッグにしまおうとしたら前のカップルがビズを始めたのでシャッターをファインダーを覗いた瞬間にシャッターを切った。
2枚目の自転車と3枚目のレストランの写真は実はバッテリー切れでもうだめだというときに一旦電源を切ってサイドスイッチを入れてバッテリー切れの警告が出る前にシャッターを切る。そうすると一枚は撮れる。というのを2回やった結果。

お〜使える機能だと感心しました。

2010/08/27

ミキスト自転車で初秋のサン・クルー公園へ

最近手に入れた1970年代のミキストフレームで近所のサン・クルー公園に出かけた。ここは上り下りの険しい公園でところどころに不整地がある。ロードで行くにはちょっと辛い。ぼくの体力では1速が20Tのギアでは登りきれないところの出るだろう...
そこでミキストの登場だ。入り口をはいってすぐに写真のような峠道が500m程続く。既に息は切れ、腿はパンパン(^^;

しかしそれを乗り越えればパリを見渡せる展望台にたどり着く。

さらに続く緩やかな上りを登って行く。交差点での案内板にはあちこちにレストランがあることがわかる。その脇の落ち葉舞い散る並木道を進むことにした。

フランス式庭園を抜ける暫く続く一本道をひた走ると動物たちが見えてくる。馬、ロバ、牛...農場だ。動物たちのなるべく近くによって自転車撮影。
のんびり横たわる大きな豚をおりの隙間からファインダーを上から覗いてシャッターを切る。上から覗くとつい、指がカメラの正面下側レンズ付近でシャッターボタンを探しに行ってしまう。ちょうどGXRのロゴのあたりにシャッターがあったらいいかも。

この1970年代のママチャリ、ミキストフレームはリムに飾りがあり、このおかげでブレーキ州の消耗が恐ろしく早い。この帰りの下り坂でほぼ半分を使いきってしまった。そして、フロントフォーク周りはその削りかすで真っ黒だ...

今回撮影して分かったこと。72mmテレ側で撮るともう、画像は眠くなるコントラストどころではない。ピントも甘いし...GXRに24-72mmユニットを装着するとすっかりコンパクトデジカメになるのでした...

2010/08/26

GXR 24-72mm到着!〜ブローニュの森

GXRが到着した。ユニットはS10の24-72mm F2.5-4.5VCだ。前回の貸してもらったA12 50mm F2.5 Macroの成果があまりにも良かったのでもちろんこれも期待大!
ところがだ。撮ってみると凄いノイズ。ざらついた埃っぽい写真に不良品か!?と思ったほどだ。設定を変えたり撮影スタイルを変えたりあれこれしてみるも自分の知っているGXRの写りじゃない!
1日が終わりを告げようとする頃、これだけひどい画質ならブログとかで出ているはず!とネットを見始めた。ファームウェアのヴァージョンアップ!?手元に届いたのはかなり初期の状態だ。今は1.18。とりあえずヴァージョンアップ。
するとモニターで見る画像でノイズが減ってる!そして、ノイズリダクションにMAXが加わった。設定をし直すとかなり効果が現れた。ひと安心してその日は終わった。
しかし、その後も外で撮影などしてみるがやはり画質はザラザラした感じですっきりしない。モノクロだとかなりいいのだが。ISO200でざらついちゃ使い物になりませんよ...
と、価格が半分のこのレンズに期待をしすぎた自分が行けないのだろう...
フォトキナで広角の単焦点GRレンズが発表されるのを期待します。熱望...
発表されなかったら速50mmを買います...
ついでにVF-2液晶ビューファインダーはかなり見にくいです。なれるまで苦労しそうです。デジタル正方形の道は険しいようです...