ページ

2011/02/27

ALBERT-KAHN MUSÉE ET JARDINS

1926年の”能”の写真がポスターに。そのコーナーはそれなりに見ごたえがある。なんといっても当時の着色ではなくカラー乾板による撮影なのだ。
ココはモダンな日本庭園?鯉もいるし。

ちょっと琉球っぽい?それも庭の真ん中。

閉鎖されたままの茶室もあり、昨年より老朽化が進んでいて屋根などはこの写真からは綺麗に見えるが剃れっぽい絵の書かれたビニールシート。
アルベールカーン美術館は最近日本でも展覧会をやったり、日本語版の写真集などもあり日本でも人気が高いようだ。そこで、日本の写真展が開催されている。1926年に日本を訪れたアルベール・カーンたちが撮影した写真を展示。それもカラー写真だ。
当時の日本を紹介するムービーでは各写真をその昔のメガネが左右で青と赤のセロファンの3D映像。それでもモノクロの写真なので十分に立体に浮き上がって見える。約100年前の日本をカラー写真で見れる貴重な展示だ。その展示会は撮影禁止。
で、お庭を撮影。今回で1年ぶり、二度目の訪問。自転車で10分ほどの距離。その庭には日本庭園があり、やはり1920年代に日本から職人を呼んで作らせただけあって海外に多い、なんちゃって庭園とはひと味違う。日本に戻ってきた錯覚をするほどだ。もう少し暖かくなって花がきれいな時期にまた出掛けてみたい。

0 件のコメント: